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理解しようとする努力から生まれるもの

浴槽の水栓を引っ張ろうとした時に”ぴきっ”と腰あたりに嫌な感覚が…
えっ?こんな事ぐらいでと思いましたが、せっかくの休日も激痛との戦いになってしまいました。健康で毎日過ごせること、そして助けてくれる家族がいることの有難さを感じる二日間でした。

 どんな事においても、その立場にならないとわからない事って多いですよね。だからと言って”わからないから”ではなく、理解しようとする力と想像する力を私たちはもっていますね。中学時代の恩師は、”完全に理解することは無理だけど、理解しようとする気持ちを持つこと”の大切さを教えてくださいました。

 私自身が辛さを感じなかったことから、全く知らなかったことの一つにUD(ユニバーサルデザイン)フォントがあります。このフォントの開発は、10年ほど前からだそうですが、私は一昨年までこのフォントの存在を知りませんでした。教えてくれたのは、斎藤信治議員です。なので、私たち会派のレポートは、なるべくこのUDフォントを使用しています。

「発達障害のある人の中には視覚過敏がある人もいて、「ハネやハライの先端など文字のとがっているところが自分に迫ってくる感じがする」「明朝体のうろこや教科書体の筆の入りの形状に目がいってしまって、文字として読めない」といった理由から教科書体や明朝体を苦手としていることも。中には「明朝体を見ると吐き気がする」なんて言う子どももいるそうです。そういったケースでは、シンプルなエレメントの方が読むときのストレスがないんですよ」https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1905/20/news088.html
「教材の書体を変えるだけで子どもの読解力があがった」本文より

”自分は頭が悪いと思っていたけれど、そうではなかった”
UDフォントの開発により、生きづらさから抜け出させた方がいます。

わからない ではなく理解しようとする努力。そしてその様な想像力から誰かを助ける力は生まれてくる。

私の腰の痛みはわからないけれど、私を助けてくれる家族に同じことを感じた2日間でした。